1977年にフジテレビ系列で放送され、今なお根強い人気を誇る刑事ドラマが『華麗なる刑事』です。ロサンゼルス市警での研修を終えたスーパー刑事・高村(草刈正雄さん)と、鹿児島出身の熱血刑事・南郷(田中邦衛さん)という、全く異なる二人がコンビを組む異色のバディものとして知られています。当時の刑事ドラマブームの真骨頂ともいえる、派手なアクションやカースタントが満載の作品です。
「あの華麗な世界をもう一度見たい」とDVDを探している方も多いことでしょう。本記事では、『華麗なる刑事』のDVDの販売状況や、中古市場での価格の傾向、そして改めて作品の魅力を深掘りしていきます。
『華麗なる刑事』DVDの販売状況と価格の傾向
『華麗なる刑事』のDVDソフトは、かつてキングレコードから発売されていました。テレビで放送された全32話は、全8巻に分けてリリースされています。例えば、『華麗なる刑事 VOL.1』には第1話から第4話が収録されています。
現在、このDVDは廃盤となっているため、新品での入手は難しい状況にあり、主に中古市場での取引が中心となります。そのため、作品の人気と希少性の高さから、価格帯は比較的高く、販売者や商品の状態によって大きく変動する傾向が見られます。
• 中古市場での取引価格の目安 フリマアプリやオークションサイトの最近の取引状況を参照すると、個別の巻(VOL.1やVOL.4など)の価格は、概ね1万円台から3万円台で取引されている事例が確認されています。 特に、DVD全巻セット(全8巻)は希少性が高いため、非常に高額で取引される傾向があります。過去のオークションでは、全8巻のセットが185,000円という価格で落札された記録もあります。 過去180日間の平均落札価格は32,896円とされており、このDVDソフトへの需要の高さが伺えます。
もしDVDを探される場合は、オンラインの中古販売店やオークション、フリマサービスなどを定期的にチェックし、商品の状態や価格を慎重に見極めることが大切になるでしょう。
まずは第1巻から。草刈正雄×田中邦衛の名コンビによる第1話収録のDVDをチェック!在庫・価格はリンク先でご確認ください。
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『華麗なる刑事』作品概要:ロスとゴローさんの異色コンビ
『華麗なる刑事』は、1977年4月4日から11月21日にかけて、月曜夜8時の時間帯に放送されました。全32話という放送回数は、当時の一般的なドラマ期間(6ヶ月全26回)を上回っており、放送当時はかなりの好評を得ていたことが推察されます。
このドラマの舞台は、新宿や渋谷など都心を管轄とする「南口署」刑事課です。主人公となるのは、以下の対照的な二人です。
| 登場人物 | 演者 | 特徴 |
|---|---|---|
| 高村一平(たかむら いっぺい) | 草刈正雄さん | ロス市警での研修経験を持つスーパー刑事。通称「ロス」。甘いマスクで運動能力抜群、語学堪能。使用銃はS&W M29 6.5インチ。 |
| 南郷五郎(なんごう ごろう) | 田中邦衛さん | 鹿児島県志布志市出身のベテラン刑事。通称「ゴローさん」。ライフルの名手で、鹿児島弁なまりがトレードマーク。 |
鹿児島県志布志市出身のベテラン刑事。通称「ゴローさん」。ライフルの名手であり、鹿児島弁なまりがトレードマーク。
ロサンゼルス帰りでスタイリッシュな高村と、古風で心優しい熱血漢の南郷が、その異色の個性を活かしたコンビネーションプレイで事件に挑んでいきます。毎話繰り広げられるガンアクションやカースタントは、1970年代のアクション刑事ドラマの典型的な要素を満載しており、多くの視聴者を魅了しました。
作品を彩る共演者と音楽
主演コンビ以外にも、多くの個性的なキャストが脇を固めていました。
• セミレギュラー陣の存在 特に注目されるのが、梶芽衣子さん演じる城西署の女刑事・三杉理恵です。梶芽衣子さんは、クールビューティーとして名高い魅力をテレビの刑事ドラマでも披露しており、『華麗なる刑事』の第23、25、29、31、32話に登場し、高村・南郷とともに事件を追う役柄でした。 その他にも、南口署には檀ふみさん(青井空役)、佐野浅夫さん(上条安雄課長役)、沢たまきさん(園山雅子巡査部長役)らが出演していました。
• アクションと音楽の融合 本作はアクションシーンが大きな見どころですが、音楽もまた作品の魅力を高めています。オープニングテーマは川口真さんによる「華麗なる刑事のメイン・テーマ 風のようなあいつ」で、エンディングテーマは草刈正雄さんが歌う「センチメンタル・シティー」でした。この主題歌は、今聞いても非常にカッコいいという意見があるようです。
このドラマは東宝の制作によるもので、プロデューサーの一人である山本悦夫さんは、後に『俺たちの勲章』や『誇りの報酬』といったバディもののドラマも担当しており、乾いた作風やバディ設定に共通性を感じるファンもいるようです。
時代を超えて受け継がれた「高村一平」という役柄
『華麗なる刑事』の魅力は、放送終了後も影響を与え続けている点にもあります。特に、主演の草刈正雄さんが演じた役名「高村一平」の設定は、後の刑事ドラマでも再登場しています。
2000年代に放送された『ケータイ刑事 銭形シリーズ』の第3作『ケータイ刑事 銭形泪』では、草刈正雄さんが相棒刑事として出演していますが、その役名が『華麗なる刑事』と同じ「高村一平」でした。
『華麗なる刑事』は1980年代から1990年代にかけては歴史の中に埋もれた印象もありましたが、この『ケータイ刑事』での役名借用や、それに続くDVDソフト化(2000年代)によって、再び知名度が高くなったとされています。
まとめ
『華麗なる刑事』DVDは、1970年代の骨太なアクションと、草刈正雄さん・田中邦衛さんの対照的な個性が織りなすバディドラマの面白さを、現代に伝える貴重なソフトです。現在では中古市場での入手が中心となり、その希少性ゆえに高価になる可能性もありますが、時を超えて愛される作品をじっくりと楽しむための探求は、ファンにとって特別なものになるでしょう。
このDVDを見つけることは、まるで過去の輝かしい時代の映画フィルムを手に入れるような、心躍る体験かもしれません。ぜひ、DVDを通じて、伝説の刑事コンビの活躍を堪能してみてはいかがでしょうか。
続きもまとめて視聴派に。第2巻も在庫変動が激しいため、早めのチェックがおすすめです。
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