1977年に放送された刑事ドラマ『華麗なる刑事』。主演の草刈正雄さんと田中邦衛さんの異色のコンビが人気を博したこの作品の主題歌について、覚えている方も多いのではないでしょうか。
「華麗なる刑事 主題歌」を探している方が最も知りたいのは、その曲名と誰が歌っていたのか、という点でしょう。このドラマには、オープニングとエンディングで、それぞれ異なる印象的な楽曲が使用されていました。
結論から申し上げますと、オープニングを飾ったのは作曲家・川口真さんによるテーマ曲であり、エンディングを飾ったのは、主演の草刈正雄さんが歌う名曲です。ここでは、それぞれの楽曲の詳細と、ドラマの魅力についても深掘りしてご紹介します。
『華麗なる刑事』を彩った主題歌:タイトルと担当者
刑事ドラマ『華麗なる刑事』の主題歌は、オープニングとエンディングで明確に分かれています。
| 区分 | 曲名 | 歌唱/作曲 | 備考 |
|---|---|---|---|
| オープニングテーマ | 華麗なる刑事のメイン・テーマ 風のようなあいつ | テーマ作曲:川口真 | ドラマのオープニングを飾るインスト曲 |
| エンディングテーマ | センチメンタル・シティー | 歌:草刈正雄 | 主演が歌うエンディング主題歌 |
まずは第1巻から。草刈正雄×田中邦衛の名コンビによる第1話収録のDVDをチェック!在庫・価格はリンク先でご確認ください。
|
|
オープニングテーマ「風のようなあいつ」
オープニングテーマは「華麗なる刑事のメイン・テーマ 風のようなあいつ」です。 このテーマ曲の作曲を担当したのは、著名な作曲家・編曲家の川口真さんです。
『華麗なる刑事』の音楽は、川口真さんの他、毛利猛さん、広瀬奈津夫さんが担当しました。
エンディングテーマ「センチメンタル・シティー」
エンディングテーマは、主演の高村一平役を演じた草刈正雄さんが自ら歌う「センチメンタル・シティー」です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作詞 | 藤公之介 |
| 作曲・編曲 | 川口真 |
| 歌 | 草刈正雄 |
| 発売元 | 東宝レコード |
この楽曲は、草刈正雄さんの持つ都会的で甘いマスクのイメージに重なり、ドラマのエンディングを印象づけました。
主演・草刈正雄が歌う「センチメンタル・シティー」の魅力
「センチメンタル・シティー」は、単にエンディングを飾っただけでなく、ドラマの中でも重要なシーンで使用されていました。第19話の冒頭では、高村刑事(草刈正雄さん)がカラオケスナックで実際にこの主題歌「センチメンタル・シティ」を熱唱する場面があるなど、主演俳優による楽曲が作品の世界観を深めていたことがわかります。
この楽曲は、放送から時を経た今もなお、ファンの間で非常にカッコいい名曲として語られる傾向があります。音源の制作においては、当時の技術的な制約から、厚みのあるコーラスを実現するために実際に複数のコーラスを揃えて録音していたのではないか、という推測もあります。また、軽やかでメロウなアルトのソロパートが特徴的だと感じている人もいます。
この曲を聴くと、1970年代後半の日本の刑事ドラマが持っていたスタイリッシュで、どこかセンチメンタルな時代の空気感を思い出すことができるでしょう。
『華麗なる刑事』の音楽を手掛けた川口真氏の功績
オープニングテーマの作曲、そしてエンディングテーマの作曲・編曲を手掛けたのは、日本の音楽界で多大な功績を残した川口真さんです。
川口真さんは1937年に兵庫県神戸市で生まれ、東京芸術大学を中退後、作曲家・編曲家として活動しました。編曲家としては、ザ・ベンチャーズが作曲した「二人の銀座」やザ・テンプターズの「エメラルドの伝説」などを手掛けています。
作曲家としては1969年の弘田三枝子「人形の家」で本格的にデビューしました。また、由紀さおりさんの「手紙」(1970年)、布施明さんの「積木の部屋」(1974年)、岩崎宏美さんの「熱帯魚」(1977年)など、数多くのヒット曲の作曲・編曲を担当しました。
さらに、テレビドラマやアニメの音楽も担当しており、『華麗なる刑事』以外にも『ウルトラマンタロウ』や『ウルトラマンレオ』といった映像作品の音楽も手掛けています。川口真さんは2021年10月20日に敗血症のため83歳で亡くなるまで、日本のポップス、歌謡曲、ロック、グループ・サウンズなど幅広いジャンルで活躍しました。
『華麗なる刑事』とは?時代を映したアクション刑事ドラマ
『華麗なる刑事』は、1977年4月4日から11月21日まで、フジテレビ系列で毎週月曜日の20:00から放送されていた全32話の刑事ドラマです。
このドラマは、全くタイプの違う二人の刑事がコンビを組んで事件を解決していく物語です。
1. 高村一平(草刈正雄):ロサンゼルス市警での研修を終えて南口署にやってきた24歳から25歳の独身刑事。通称「ロス」。甘いマスクで運動能力や語学力に優れるスーパー刑事ですが、人を信じる優しさが弱点となることもありました。愛銃はS&W M29 6.5インチで、リアリティを出すために草刈さん自身がアメリカで実銃の射撃を体験したとされています。
2. 南郷五郎(田中邦衛):鹿児島出身の九州男児で、44歳の独身刑事。通称「ゴローさん」。ライフル射撃の腕前はメキシコオリンピックの日本代表に選ばれるはずだったほどの名手です。強めの鹿児島弁なまりと、飼っているオウム・太郎の世話を好む心優しい一面を持ち合わせた熱血漢として描かれました。
この二人の他にも、檀ふみさん、佐野浅夫さん、沢たまきさん、新克利さんなど、個性豊かなキャスト陣が出演していました。
まとめ
『華麗なる刑事』の主題歌は、オープニングの「華麗なる刑事のメイン・テーマ 風のようなあいつ」と、エンディングの「センチメンタル・シティー」の2曲でした。特に、主演の草刈正雄さんが歌唱したエンディングテーマは、今も根強い人気を誇る一曲です。
もしもう一度これらの楽曲を楽しみたい場合は、『華麗なる刑事 MUSIC FILE』というタイトルでサントラ盤(CD)が復刻されています。このCDには、エンディングテーマ「センチメンタル・シティー」のオリジナル・カラオケもボーナス・トラックとして収録されているため、当時のドラマの雰囲気を音楽で追体験するのに役立つ可能性があります。
1977年の東京を舞台にした、ロス帰りのスタイリッシュな刑事と、泥臭い九州男児の刑事のコントラスト。その熱いドラマの締めくくりに流れた「センチメンタル・シティー」は、まさに当時のテレビドラマのエネルギーを象徴するような存在だったと言えるでしょう。音楽を聴きながら、当時の熱気あふれる刑事ドラマに思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
続きもまとめて視聴派に。第2巻も在庫変動が激しいため、早めのチェックがおすすめです。
|
|
コレクション用に新品系を探している方はこちら。価格プレミアに注意しつつ比較検討を。
|
|
劇伴も楽しみたい方へ。名曲が詰まったサントラCDで当時の空気感をもう一度。
|
|


コメント