北海道富良野市を舞台に、20年以上にわたり家族の姿を描き続けた国民的ドラマ『北の国から』。このドラマが生み出した「コンテンツツーリズム」は、富良野市を代表する観光地へと押し上げました。
ここでは、黒板五郎、純、蛍の家族が過ごした富良野の地を巡る上で、特に訪れておきたい主要ロケ地や、ドラマのファンなら感涙もののマニアックスポット、そして訪問前に知っておきたい最新情報をご紹介します。
必ず訪れたい!黒板一家の「家」と主要スポット
『北の国から』のロケ地の中心となるのは、五郎さんが自らの手で建てた数々の「家」が存在する麓郷(ろくごう)エリアです。ドラマの世界観を最も深く感じられるこれらの場所は、初めて富良野を訪れる方には特におすすめです。
五郎の石の家(5番目の家)
五郎さんが富良野岳の過去の活火山の影響で畑から大量に出た石を積み上げ、独力で建てた家です。廃材ではなく石を使うというエコロジカルな発想が反映された家であり、『’95秘密』から登場しました。家の中には、薪で沸かす石風呂や暖炉のシーンが再現されており、作中では正吉が蛍に結婚を申し込んだテラスもこの場所にあります。 麓郷の森の東に位置しており、現在は入場見学が可能です。
• 場所:北海道富良野市東麓郷
• 料金:入場料は大人500円(小学生および障がい者手帳提示で300円)です。
• 営業時間:9時30分から18時まで営業していますが、10月1日からは11月下旬までは16時までの短縮営業となります。最終入場は終了時間の30分前までとされています。11月下旬から4月下旬は休業期間です。
拾って来た家-やがて町(純と結の家)
『2002遺言』の中で、黒板五郎が各地の廃材を集めて作り上げたユニークな家です。この家には、大量廃棄社会に対する倉本聰氏の警鐘というメッセージが込められており、その不思議な外観が人気を集めています。ドラマ終了後も、2004年には純と結の家が完成し、「まだまだ終わらない」物語を今に伝えています。 「拾って来た家」は、麓郷の森、五郎の石の家と合わせて3施設共通券(大人1200円、小学生600円)を利用することで効率的に巡ることができます。
• 場所:富良野市麓郷市街地
• アクセス:JR富良野駅からふらのバス麓郷線終点下車で徒歩2分と、主要な家の中では比較的アクセスしやすい場所にあります。
• 営業時間:2025年度は4月13日から11月24日まで9時30分から18時(最終入場17時30分)で期間中無休です。冬期間(11月25日から翌年4月中旬)も10時から16時で開場していますが、冬期間は月曜日と木曜日が定休日とされています。
麓郷の森と丸太小屋・最初の家
麓郷の森は、1981年の連続ドラマ放送当時から使われた最も歴史のあるロケ地スポットです。五郎さんが初めて富良野に来て、廃屋同然の家を修理した「最初の家」、そして五郎さんがシリーズ第17話から作り始め、完成した直後に火事で全焼してしまった「丸太小屋」があります。
ドラマの世界観を巡る方々からは、昨今のテレビ再放送の影響もあり、麓郷エリア全体が再び賑わいを見せているという声が上がっています。
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ドラマの名シーンを彩った富良野市街・周辺のスポット
富良野の旅は、家々が点在する麓郷エリアだけでなく、市街地や周辺の自然豊かな場所にも広がっています。これらのスポットは、黒板一家や登場人物たちの生活の息遣いを感じられる場所です。
ニングルテラスと富良野のクラフト文化
ニングルテラスは、新富良野プリンスホテルの敷地内にある屋外ショッピングゾーンです。ここでは、『’98時代』で雪子おばさん(竹下景子)が働いていた「森のろうそく屋」が今も実在しています。ニングルとは、脚本家倉本聰氏の舞台に登場する森の知恵者のことです。森の中でクラフトマンシップに触れられるこの場所は、お土産探しにもぴったりの場所かもしれません。
懐かしの味と立ち寄り湯
• 小野田そば:操業30年を超える手打ちそば屋で、作中では一杯飲み屋や宴会場の撮影に使用されました。麓郷のバス停のすぐ近くにあり、素朴な味わいの二八の太麺、「田舎そば」が提供されているとされています。
• くまげら:本編第15話や『’98時代』、『2002遺言』など、たびたびドラマに登場する郷土料理店です。名物として、鹿や鴨などを大鍋で味噌味に煮込んだ「山ぞく鍋」があります。
• 吹上露天の湯:十勝岳温泉にある無料の混浴露天風呂で、『’95秘密』で五郎とシュウが入浴したことで一躍有名になりました。ただし、ドラマの中では乳白色に見えましたが、実際は無色透明の湯であることにご注意ください。
恋の舞台となった公園と展望台
純とシュウがボートに乗ってデートをした場所として知られる鳥沼公園も人気のスポットです。また、中学生の純がれいちゃんの自転車のチェーンを直した道の向かい側にあるのが、別名「れいちゃん展望台」とも呼ばれるハートヒルパーク展望台です。麓郷地区には、ジャム園の道の先を上り詰めた場所にある麓郷展望台もあり、ロケ地巡りの途中で雄大な景色を楽しむことができます。
★北の国からロケ地めぐり・観光の予約をまとめて取りたい方へ
訪れる際は知っておきたいロケ地の最新情報と注意点
長期間にわたって放送された『北の国から』の舞台は、時代の流れとともにその姿を変えている場所もあります。特に、物語の始まりの場所や、ドラマの資料を扱っていた施設については、訪問前に最新の状況を知っておくとスムーズに旅を進められます。
物語の始まりの場所「JR布部駅」の廃止
五郎、純、蛍の黒板一家が東京から富良野へ移り住み、物語が始まった地がJR布部駅です。駅前には、倉本聰氏直筆の「北の国此処に始まる」という木碑が残されています。 しかしながら、布部駅が位置する根室本線(富良野―新得間)は利用者の減少や台風被害の影響を受け、2024年3月31日をもって営業を終了し、廃止となりました。 現在、この歴史ある布部駅の木造駅舎やホーム、倉本聰氏の看板などを未来に残し、観光や地域の拠点として再生させるためのプロジェクトが進められています。将来的には、駅舎の保全・開放や資料展示、イベント開催などが計画されているようです。
既に閉館・店名が変わったロケ地
• 「北の国から」資料館:ロケ地ではないものの、ドラマの魅力が詰まった「聖地」として多くのファンに愛されていましたが、2016年8月に閉館しています。
• 北時計:『’95 秘密』でシュウが純に過去を告白した喫茶店でしたが、現在は喫茶ギャラリー「あかなら」に店名が変わっています。
• 三日月食堂と布部札幌軒:ドラマに登場した富良野のラーメン屋2軒は、いずれも既に閉店しています。
まとめ
富良野という北の大地で20年以上にわたって繰り広げられた『北の国から』の物語は、今もロケ地としてしっかりと息づいています。五郎さんが家族のためにコツコツと家を建て続けたように、ロケ地を巡る旅は、彼らの生き方や、自然と共に生きる厳しさと温かさを感じさせてくれるでしょう。
観光地化された施設として整備されている場所もあれば、時代の流れの中で姿を変え、ひっそりと佇んでいる場所も
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